建設業は思っているよりも
身近な仕事
建設業には、自分が手がけたものが目の前で形になっていく達成感があります。そして近年は、残業が少なく、時間どおりに仕事が始まって、きっちり終わる現場も増えています。ものづくりや技術が好きな人であれば、専門的な技術を身につけることができるでしょう。最近では女性の活躍も増えています。重機の操作はレバー操作が中心で体力に左右されません。建設業は、多くの人が思っているよりも身近で働きやすい仕事です。
宮城県の土木コースでは、未経験者が現場で活躍するための技術や知識を実践的に学んでいます。今回はベテラン講師の澤口さんに、訓練の特徴や指導で大切にしていること、訓練生への思いを伺いました。
見違えるほど上達する
重機運転実習
土木コースでは、バックホー(油圧ショベル)やホイールローダー、小型移動式クレーンなどの資格取得を、実習を中心に進めていきます。一般的に重機の資格が取れる教習所では、ホイールローダーはコース走行、小型移動式クレーンはつり荷を動かす操作までの講習が中心です。実際の現場では、アウトリガー(クレーン車などの側面に装備された車体を安定させるための装置)で車体を安定させたり、資材のつり上げ、土砂の掘削や積込みなど、さまざまな作業が求められるため、このコースでは現場で必要となる操作を丸一日かけて指導しています。
訓練生のほとんどは重機に乗った経験がありませんが、6日間の重機運転実習を終える頃には見違えるほど上達します。「乗れること」と「使いこなせること」はまったく違います。実際に現場で操作ができるようになれば、給与が上がることもあります。私たちが目指しているのは、資格取得そのものだけではなく、現場で活躍できる技能を身につけてもらうことです。もちろん、その土台となる安全教育にも力を入れています。
叱らない先生の、
本気の教え方とは
私自身、張り詰めた雰囲気のなかで授業をするのは好きではありません。長年、多くの職人を育ててきた経験から実感しているのは、安心して学べる環境の大切さです。そのため、オリエンテーションでは自己紹介だけでなく、訓練生同士がお互いに質問し合う時間を設けています。趣味の話などをきっかけにすると、初めて会った人同士でも自然と打ち解けられるものです。また、座学でも現場での経験談や雑学を交えながら、できるだけ楽しく学べるように心がけています。
私が厳しく注意するのは、安全ルールを守らなかった時だけです。それ以外は、失敗しても原因を伝え、次のステップにつなげてもらいます。経歴や知識量に関わらず、やる気があれば、どなたでも成長できます。まったくわからない状態からのスタートでも大丈夫です。一人ひとりが安心して学べるよう、責任を持ってサポートします。
建設業は思っているよりも
身近な仕事
建設業には、自分が手がけたものが目の前で形になっていく達成感があります。そして近年は、残業が少なく、時間どおりに仕事が始まって、きっちり終わる現場も増えています。ものづくりや技術が好きな人であれば、専門的な技術を身につけることができるでしょう。最近では女性の活躍も増えています。重機の操作はレバー操作が中心で体力に左右されません。建設業は、多くの人が思っているよりも身近で働きやすい仕事です。
「やる気」だけ
持ってきてほしい
このコースを修了した人たちは、さまざまな現場で活躍しています。20年以上居酒屋で店長を務めていた修了生は、未経験から2、3年で北海道の現場責任者になりました。鉄筋工としての経験がなかった修了生も、今では資材置き場のセンター長を務めています。型枠の仕事を始めて8年で親方になった人もいます。
もちろん、みんな最初は未経験でした。安全帯(高所作業での墜落を防ぐために着用する墜落防止用保護具)を逆に装着したり、ハンマーを逆向きに持ったりしていた人たちです。これまで多くの訓練生を見てきましたが、伸びる人に共通しているのは、「やる気」です。少しでも興味がある方は、ぜひ宮城県に来てください。あなたの挑戦を、私たちは全力で応援します。
