建設業未経験ですが訓練に参加できますか?
大丈夫です。訓練の参加者は建設業未経験者がほとんどです。訓練では、建設業で実際に働いているベテランの職人さんたちが親身になって指導します。未経験だからこそ仕事に真っ直ぐに向き合い成長
高校の出前授業で出会ったクレーン操作をきっかけに、進路を決めた佐藤さん。かながわクレーン塾の修了生としての歩みと、クレーンの仕事の魅力を紹介します。
「センスあるね」
その一言が背中を押してくれた
高校2年生の時にクレーンの出前授業を受けたことがきっかけで、この仕事を知りました。初めて経験したクレーン操作の後、「君、センスあるね」と声をかけられました。その一言が、今も強く印象に残っています。当時は将来の進路は決まっておらず、「卒業後どうしようか」と考えていた時期でしたが、講師の言葉のおかげで急に新しい道が開けた感覚がありました。
その後、「かながわクレーン塾」を受講しましたが、当初は学科を軽く捉えていた部分がありました。勉強は得意なほうではなく、「このままだと受からないよ」と担当の方に言われて、そこで初めて火がつきました。車の免許取得でも学科に苦労したので不安はありましたが、猛勉強してなんとか乗り越えることができました。
プライベートも大きく前進
私はもともとシャイな性格で、現場に出た当初はコミュニケーションへの苦手意識がありましたが、監督や職人の方々に温かく接していただき、次第に現場にも慣れていきました。また、この仕事をきっかけに出会った同じクレーンオペレーターの妻と結婚し、新居も構えました。守るものが増えたことで、より一層成長していきたいと考えています。
現場で見えた、真摯に向き合う姿勢
佐藤さんは、最初から積極的に話すタイプではありませんでしたが、こちらの話をきちんと聞き、真面目に受け止めようとする姿勢が印象的でした。現場に入った当初は、わからないことも多く、戸惑っている様子もありましたが、指示されたことに対して、一つひとつ丁寧に取り組む姿勢が見られました。
また、周囲の職人や監督とも少しずつ関係を築いていき、不明点について自ら質問に来るようになったのも早かったです。オペレーターとしてはまだ経験を積んでいる段階ですが、現場で必要な姿勢はしっかり身についていると感じています。
街を支えている実感がもてる仕事
「かながわクレーン塾」を受講していることで、入社の時点で、クレーン操作の基礎や安全への考え方が身についており、受け入れる側としても安心感につながっています。特に安全に関する考え方は、最初に身についているかどうかで、その後の現場での動きや判断に差が出てきます。
一方で、受講した後、すぐに現場に出られるわけではありませんから、現場に入るにあたっては、会社としてのサポートも欠かせません。たとえば、一般道をクレーンで走る際の注意点やルールについては、先輩オペレーターが一つずつ教えています。また、クレーンでの移動中は停められる駐車場が限られているため、自由にトイレに寄れるわけではありませんので、事前に公衆トイレの場所を伝えるなど、実務に即した説明も行っています。
こうした内容は教科書には記載されていませんが、現場で安全に仕事をするうえで重要な要素です。最初からすべてを任せるのではなく、先輩が付き添いながら、状況に応じて声をかけ、確認しながら進めています。
クレーンの仕事は、建設業のなかで重要な役割を担っています。当社も、関東圏の有名な施設の建設に多数携わっています。真夏に建物の中が涼しく感じられる時、その裏にはクレーンで冷暖房設備を設置した仕事があります。そうした瞬間に、自分たちの仕事が建物や街を支えていると実感できることも、この仕事の魅力だと思います。
