建設業未経験ですが訓練に参加できますか?
大丈夫です。訓練の参加者は建設業未経験者がほとんどです。訓練では、建設業で実際に働いているベテランの職人さんたちが親身になって指導します。未経験だからこそ仕事に真っ直ぐに向き合い成長
少年時代は、いわゆるわんぱくな子でした(笑)。ゲームで遊んだりもしましたが、鬼ごっこ、かくれんぼ、自転車でレースをしたりと、身体を動かして遊ぶことが多かったですね。
模型付きのお菓子を買ってもらいうまく作れなくて、両親に「作って!」と頼んだら、「作れないんだったら、買ってくるな!」と一蹴され、どうにかこうにか自分の手で作り上げました。作る楽しさや完成した達成感を知ったのはこの頃です。
TURNING POINT!
両親が揃って型枠大工ということもあり小さい頃から、物置場に道具や資材を取りに行ったり、現場の様子を見せてもらったりしていました。
現場で働く親を見ていたからか、幼稚園の頃から大工になると決めていました。小さいながらに「親父と一緒に仕事がしたい!」「親父を助けたい!」と強く思っていました。幼稚園からその夢を見続けここまできました。
この頃、跡を継ぐことを 既に決めていました!
新人時代
職長の親父がよく言っていた言葉で、印象的だったのが、「下っ端の仕事も分からない奴が、上にはなれない!」でした。この言葉を胸に、下積みの仕事を毎日ガムシャラにこなしました。
新入社員の頃は、親父と職人が仕事の話をしていても、専門用語ばかりで何を話しているかが分からないんですよね(汗)。悔しくて早く覚えて理解できるようになりたいと思っていました。
そのため、休憩時間中の職人さん同士の会話に耳を立てたり、分からない用語があれば親父に聞いたり、とにかく勉強できることはすべて吸収しましたね。仕事を覚えたくて夏休みを返上して、現場に出ていました。
スキルが高ければドンドン上にいける業界なので、頑張りました。
もう1つのターニングポイント
5年目だったと思います。親父が仕事の帰りに怪我をして、現場に出られなくなってしまいました。そのときに、親父に「職長をやれ」と言われたのが職長としてデビューするキッカケとなりました。
当時は、職長としての仕事を何も分からず現場に出ていたので、作業指示も的確に出せない、出した指示にダメ出しを受けることも多かったです。
「自分に職長という立場はまだ早い、できるわけがない」と悩みました。親父に相談しても、「黙ってやっていればいい」と、突き放され、悶々とする日々が続きました。
でも、最終的に「早く仕事を覚えるしかない!」と覚悟を決めたことで、現場の職長として、スタートが切れたのだと思います。
そこからは、職長としての仕事をさらにガムシャラに頑張りましたね(笑)。
まずは現場で図面をもらい、現場で使う型枠の寸法や材料の拾い出しを行い、みんなに分かるように図面を作成して、みんなで組立てる。さらに、現場へ搬入する材料のタイミングなど、しっかりとまとめられるようになるまで、必死にやりました。
記憶に残る現場
職長として仕事の楽しさを覚えた頃に、神殿のようなデザインマンションの現場に入りました。窓の上に飾り枠があったり、壁面は凹凸が多いデザインでした。通常、型枠では対応しないのですがそこを型枠で対応したことで、大変高い評価をいただきました。
他の型枠職人さんができない仕事ということもあり、綺麗にやってやるという意気込みで燃えましたね。
絵を描きながら、当時の説明をしてくれました。
今後の目標
親父のようになりたいですね。親父は職長としてはもちろん経営や経理のことなど何でもできるので、これらのことも覚えていく予定です。
これまで職長の仕事を優先して駆け足でやってきたので、これからは色々な資格をもっと取得したいですね。
今後の目標を熱く話してくれました。
この仕事を目指す方へメッセージ
建設業だからではなく、どんな仕事でも最初は大変だと思いますし、苦労もすると思います。それでも、型枠大工は奥が深いですし、やりがいのある職種だと思っています。ものづくりが好きな人、興味がある人は、是非、チャレンジしてみてほしいです。
少年時代は、いわゆるわんぱくな子でした(笑)。ゲームで遊んだりもしましたが、鬼ごっこ、かくれんぼ、自転車でレースをしたりと、身体を動かして遊ぶことが多かったですね。
模型付きのお菓子を買ってもらいうまく作れなくて、両親に「作って!」と頼んだら、「作れないんだったら、買ってくるな!」と一蹴され、どうにかこうにか自分の手で作り上げました。作る楽しさや完成した達成感を知ったのはこの頃です。
TURNING POINT!
両親が揃って型枠大工ということもあり小さい頃から、物置場に道具や資材を取りに行ったり、現場の様子を見せてもらったりしていました。
現場で働く親を見ていたからか、幼稚園の頃から大工になると決めていました。小さいながらに「親父と一緒に仕事がしたい!」「親父を助けたい!」と強く思っていました。幼稚園からその夢を見続けここまできました。
新人時代
職長の親父がよく言っていた言葉で、印象的だったのが、「下っ端の仕事も分からない奴が、上にはなれない!」でした。この言葉を胸に、下積みの仕事を毎日ガムシャラにこなしました。
新入社員の頃は、親父と職人が仕事の話をしていても、専門用語ばかりで何を話しているかが分からないんですよね(汗)。悔しくて早く覚えて理解できるようになりたいと思っていました。
そのため、休憩時間中の職人さん同士の会話に耳を立てたり、分からない用語があれば親父に聞いたり、とにかく勉強できることはすべて吸収しましたね。仕事を覚えたくて夏休みを返上して、現場に出ていました。
スキルが高ければドンドン上にいける業界なので、頑張りました。
もう1つのターニングポイント
5年目だったと思います。親父が仕事の帰りに怪我をして、現場に出られなくなってしまいました。そのときに、親父に「職長をやれ」と言われたのが職長としてデビューするキッカケとなりました。
当時は、職長としての仕事を何も分からず現場に出ていたので、作業指示も的確に出せない、出した指示にダメ出しを受けることも多かったです。「自分に職長という立場はまだ早い、できるわけがない」と悩みました。親父に相談しても、「黙ってやっていればいい」と、突き放され、悶々とする日々が続きました。
でも、最終的に「早く仕事を覚えるしかない!」と覚悟を決めたことで、現場の職長として、スタートが切れたのだと思います。
そこからは、職長としての仕事をさらにガムシャラに頑張りましたね(笑)。
まずは現場で図面をもらい、現場で使う型枠の寸法や材料の拾い出しを行い、みんなに分かるように図面を作成して、みんなで組立てる。さらに、現場へ搬入する材料のタイミングなど、しっかりとまとめられるようになるまで、必死にやりました。
記憶に残る現場
職長として仕事の楽しさを覚えた頃に、神殿のようなデザインマンションの現場に入りました。窓の上に飾り枠があったり、壁面は凹凸が多いデザインでした。通常、型枠では対応しないのですがそこを型枠で対応したことで、大変高い評価をいただきました。
他の型枠職人さんができない仕事ということもあり、綺麗にやってやるという意気込みで燃えましたね。
今後の目標
親父のようになりたいですね。親父は職長としてはもちろん経営や経理のことなど何でもできるので、これらのことも覚えていく予定です。
これまで職長の仕事を優先して駆け足でやってきたので、これからは色々な資格をもっと取得したいですね。
この仕事を目指す方へメッセージ
建設業だからではなく、どんな仕事でも最初は大変だと思いますし、苦労もすると思います。それでも、型枠大工は奥が深いですし、やりがいのある職種だと思っています。ものづくりが好きな人、興味がある人は、是非、チャレンジしてみてほしいです。