建設業未経験ですが訓練に参加できますか?
大丈夫です。訓練の参加者は建設業未経験者がほとんどです。訓練では、建設業で実際に働いているベテランの職人さんたちが親身になって指導します。未経験だからこそ仕事に真っ直ぐに向き合い成長
TURNING POINT!
子供の頃は、秘密基地をつくるのが大好きな小学生でした。両親の実家がお祭りの御神輿を作る場所の近くにあり、よく出入りしていました。そのなかで、鳶職人さんや左官職人さん達によく遊んでもらいましたし、御神輿づくりの手伝いもさせてもらいました。とても楽しい時間と空間だったのを覚えています。
大人になった今でもお祭りの手伝いをしていますし、この頃の経験がものづくりの楽しさを僕に教えてくれたのだと思います。
高校にもなると、子供の頃に覚えた〝ものづくり〟の楽しさを、職業として考えるようになり、「手に職をつけよう」と建築系の専門学校に進学し図面やCADなどを学びました。
高校ではバレーボール部に入部
卒業後は先輩に誘われ、静岡県の富士教育訓練センターという職業訓練校で、鉄筋組立て作業を初めて体験し、自分の抱いたものづくりのイメージと合っていると感じて興味を持ちました。
入社1年目は、現場へ行ってクレーンで吊るための材料の仕分けや搬入をしていました。鉄筋の加工場へも数カ月間通い、切断・加工などもしました。また、上司が段取りしてくれた鉄筋の結束もおこなうなど、色々なことを勉強させてもらいました。
半年ほどたってから、小さな現場を上司に任されて「やればできるじゃないか!」と褒められたのは今でも覚えています。
2年目になると、図面から「拾い出す」という作業が分からず非常に苦労しました。その際には上司や先輩にたくさん相談しました。
職長として任せてもらえたのが、3年目でした。小さな外構工事などの担当です。このときも分からないことは、上司に相談しながら進めていきました。
初めて現場に職長として立ったときは、任されたという嬉しさもある反面、大変なことも多くありました。段取り、工事打合せ、作業人数や作業内容に関わる注意事項の伝達や調整、他社さんとの連絡のやり取りなど、職人は技能だけではダメなのだと知りました。
職長として4年目になります。これまでに培ってきた経験が今になって活きていると実感しています。
例えば、前日に大雨が降ったとしたら、現場は池のような大きな水溜りになります。最初の頃は、どう対応したら良いか分からないことが多かったのですが、今では現場監督さんに「水中ポンプかけといてください」と連絡したり、状況に応じてどう対応したら良いか判断できるようになりました。
失敗、苦労など繰り返すことは無駄ではないのだと思います。
今後の目標
今の目標は上司のような職人になることです。
拾い出し、段取り、次の工程の受渡しなど、全てにおいて効率的で素早く、精度の高さにいつも驚きます。その上司が引退されても、代わりを務められる、それ以上の職人になれるように日々頑張っています。
図面を見て、部下に指示を出す。
この仕事を目指す方へメッセージ
建設業に興味があるなら、実際に就職して働くのも良いと思いますが、その前にアルバイトなど、短期間でも経験をしてはいかがでしょうか?社員として働き始めたら仕事が合わずに辞めてしまうような事があると、自分にも会社にも良い事はありません。職業体験の意味も込めてアルバイトで働くことは、建設業を目指している方にとって、良い方法ではないかと思います。
TURNING POINT!
子供の頃は、秘密基地をつくるのが大好きな小学生でした。両親の実家がお祭りの御神輿を作る場所の近くにあり、よく出入りしていました。そのなかで、鳶職人さんや左官職人さん達によく遊んでもらいましたし、御神輿づくりの手伝いもさせてもらいました。とても楽しい時間と空間だったのを覚えています。
大人になった今でもお祭りの手伝いをしていますし、この頃の経験がものづくりの楽しさを僕に教えてくれたのだと思います。
高校にもなると、子供の頃に覚えた〝ものづくり〟の楽しさを、職業として考えるようになり、「手に職をつけよう」と建築系の専門学校に進学し図面やCADなどを学びました。
卒業後は先輩に誘われ、静岡県の富士教育訓練センターという職業訓練校で、鉄筋組立て作業を初めて体験し、自分の抱いたものづくりのイメージと合っていると感じて興味を持ちました。
入社1年目は、現場へ行ってクレーンで吊るための材料の仕分けや搬入をしていました。鉄筋の加工場へも数カ月間通い、切断・加工などもしました。また、上司が段取りしてくれた鉄筋の結束もおこなうなど、色々なことを勉強させてもらいました。
半年ほどたってから、小さな現場を上司に任されて「やればできるじゃないか!」と褒められたのは今でも覚えています。
2年目になると、図面から「拾い出す」という作業が分からず非常に苦労しました。その際には上司や先輩にたくさん相談しました。
職長として任せてもらえたのが、3年目でした。小さな外構工事などの担当です。このときも分からないことは、上司に相談しながら進めていきました。
初めて現場に職長として立ったときは、任されたという嬉しさもある反面、大変なことも多くありました。段取り、工事打合せ、作業人数や作業内容に関わる注意事項の伝達や調整、他社さんとの連絡のやり取りなど、職人は技能だけではダメなのだと知りました。
職長として4年目になります。これまでに培ってきた経験が今になって活きていると実感しています。
例えば、前日に大雨が降ったとしたら、現場は池のような大きな水溜りになります。最初の頃は、どう対応したら良いか分からないことが多かったのですが、今では現場監督さんに「水中ポンプかけといてください」と連絡したり、状況に応じてどう対応したら良いか判断できるようになりました。 失敗、苦労など繰り返すことは無駄ではないのだと思います。
今後の目標
今の目標は上司のような職人になることです。
拾い出し、段取り、次の工程の受渡しなど、全てにおいて効率的で素早く、精度の高さにいつも驚きます。その上司が引退されても、代わりを務められる、それ以上の職人になれるように日々頑張っています。
この仕事を目指す方へメッセージ
建設業に興味があるなら、実際に就職して働くのも良いと思いますが、その前にアルバイトなど、短期間でも経験をしてはいかがでしょうか?社員として働き始めたら仕事が合わずに辞めてしまうような事があると、自分にも会社にも良い事はありません。職業体験の意味も込めてアルバイトで働くことは、建設業を目指している方にとって、良い方法ではないかと思います。