建設業未経験ですが訓練に参加できますか?
大丈夫です。訓練の参加者は建設業未経験者がほとんどです。訓練では、建設業で実際に働いているベテランの職人さんたちが親身になって指導します。未経験だからこそ仕事に真っ直ぐに向き合い成長
仮囲(かりがこ)いの設置・解体
鳶(とび)の仕事は、工事開始前の現場周囲に仮囲いを設置するところから始まります。これは現場の安全、防犯、防塵、遮音等の目的で行うものです。工事が始まれば、工事を安全に進めるために、足場や通路、階段や手すり、落下防止のネットなどの仮設設備の設置から撤去までの作業を担当するとともに、超高層ビルをはじめ建物の骨組みとなる鉄骨の組立て業務など、工事期間を通して仕事が継続します。
また、工事の最盛期には、様々な専門工事業者が入り交じって仕事をすることになりますが、そんな時に現場で資材機の安全な搬出入を手助けするのも仕事の一つです。
鉄骨の組立て
足場などの仮設設備を設置
鳶(とび)工は、足場などの仮設設備を組立てる「ラチェットレンチ」や「電動インパクトレンチ」、鉄骨のボルトを締める「片口めがねスパナー」という道具を使用します。また、高所での作業が多くなるため、自身の安全を守る命綱である「安全帯」の装備も欠かせません。
片口めがねスパナーは、職人の工夫次第でさまざまな使用をされる道具です。主にボルトを締める際に使用しますが、鉄骨を繋ぎ合わせるボルト穴の位置決めにも使われます。
足場を組立てる際に、ラチェットレンチまたは電動インパクトレンチを使います。単管パイプのクランプを固定します。
当事業の訓練講習で行なっている、足場の組立てを30秒でみれる動画にしました。どのように組み上がっていくのかご覧ください。