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建設現場で働く人の安全を守るために足場などの仮設設備の設置を行う。
また、高所で建物の骨格となる鉄骨の組立てに携わる。

主な作業

  • 足場などの仮設設備を設置

    仮囲(かりがこ)いの設置・解体

  •  鳶(とび)の仕事は、工事開始前の現場周囲に仮囲いを設置するところから始まります。これは現場の安全、防犯、防塵、遮音等の目的で行うものです。工事が始まれば、工事を安全に進めるために、足場や通路、階段や手すり、落下防止のネットなどの仮設設備の設置から撤去までの作業を担当するとともに、超高層ビルをはじめ建物の骨組みとなる鉄骨の組立て業務など、工事期間を通して仕事が継続します。
    また、工事の最盛期には、様々な専門工事業者が入り交じって仕事をすることになりますが、そんな時に現場で資材機の安全な搬出入を手助けするのも仕事の一つです。


  • 鉄骨の組立て鉄骨の組立て

    鉄骨の組立て

  • 足場などの仮設設備を設置足場などの仮設設備を設置

    足場などの仮設設備を設置


使用道具

 鳶(とび)工は、足場などの仮設設備を組立てる「ラチェットレンチ」や「電動インパクトレンチ」、鉄骨のボルトを締める「片口めがねスパナー」という道具を使用します。また、高所での作業が多くなるため、自身の安全を守る命綱である「安全帯」の装備も欠かせません。

  • 片口めがねスパナー片口めがねスパナー

    片口めがねスパナー

     片口めがねスパナーは、職人の工夫次第でさまざまな使用をされる道具です。主にボルトを締める際に使用しますが、鉄骨を繋ぎ合わせるボルト穴の位置決めにも使われます。

  • 電動インパクトレンチ電動インパクトレンチ

    電動インパクトレンチ

     足場を組立てる際に、ラチェットレンチまたは電動インパクトレンチを使います。単管パイプのクランプを固定します。

  • ラチェットレンチラチェットレンチ

    ラチェットレンチ

     

足場の組立て動画

当事業の訓練講習で行なっている、足場の組立てを30秒でみれる動画にしました。どのように組み上がっていくのかご覧ください。

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